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プロジェクトスタートのきっかけ
- 僕、後藤 光(ごとう ひかる)は相続で揉めた経験があります。
何年も父と叔父が、相続で仲違いをしていたのです。
僕の父が亡くなる日を想像したときに、
「昔はあんなに仲良かったのに、絶縁状態で死ぬんだな」
と死に目に思うのかなと考えたら残念でなりませんでした。
僕は、事業として遺品整理の仕事をおこなっていたのですが、現場で残された写真をご家族にお渡しすると、「懐かしいねぇ〜」と言って喜んで頂けるのです。
喜んで頂けるのは嬉しいけれど、生前に故人と一緒に写真を懐かしんでいて欲しいと、いつも思っていました。
そんな日々を経験しながら、僕は、今どんな世界にしたいのか考えました。
「大切な人に一番伝えたい言葉が大切な時に伝えらえる、伝わる世界にしたい」 -
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プロジェクトリーダー 後藤光の思い
- これまで遺品整理などを事業として活動して参りました。
その現場で残されたご家族の姿をたくさん拝見し、明らかに「円満なご家族」と「不穏な空気のご家族」に分かれることに気がつきました。
よく観察すると大きな差ではなく、「ご家族に対するお気持ちを、しっかりと残されていたか?」ということでした。
「円満な相続を迎えるために何ができるだろう?」
そんな想いを胸に、「相続のお客様の素敵なエピソード」を世の中に伝えることが、円満な相続を増やすことに貢献できると考えて『もう会えないとわかっていたなら』を出版することに決めました。
今回のイベントでは、還暦を迎えた方々が、今後の人生と向き合うときに、相続という「これまで歴史をつなぐ」という状況に直面される方もいらっしゃると思います。
巷で話題になるのは、円満でない相続です。
ですが、本来の相続は、しっかりと家族に対して笑顔で紡いでいくことです。
出版した書籍には、沢山の笑顔あふれる、心がほっこりとするような感動エピソードが満載です。
ぜひ本を読んで頂いて、そしてぜひ今回のイベントに参加いただき、ご自分なりにご家族に残す「形」を考えるきっかけにして頂きたいと考えています。 -
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相続とは
- 相続(そうぞく、英語: Inheritance)とは、人の財産などの様々な権利義務を他の人が包括的に承継することです。
事実として、多くのご家庭で生前大切なことを会話できていなかった、残せていなかったことから不調和音が起こっています。 -
課題は3つ
- ①生前は家族の誰もが相続財産について口にしない
②ご両親は意外と相続で揉めごとが起きると思っていない
③相続する側は「自己主張」と「問題の先送り」をする -
コンセプト
- 大切な人に一番伝えたい言葉が大切な時に伝えらえる、伝わる世界を創る
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出版『もう会えないとわかっていたなら』
- そんなことを考えるきっかけを作りたい、と思い実話を集めたエピソード集の本を出版しました。
一人でも多くの方がこの本を読んで何かを感じたり、大切な人と話すきっかけになれれば嬉しいです。 -
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『もう会えないとわかっていたなら』出版記念イベント ~ダイヤモンドパーティ~
- 多くの方は「60歳」という節目に、これまでの人生を振り返り、そしてこれからの人生を考え始めます。
いまや、人生100年時代とも言われています。
つまり、60代からの生き方をしっかりと考えることが70代、80代の生き方に影響するのです。
アメリカで60歳は「還暦」ではなく「ダイヤモンド記念日」と言います。
その理由は、「60歳を超えてからの人生が、一番本物で、強く輝くということを表しています。
私たちは、いつまでも光り輝き、明るく前向きな未来の為に、「大切な人に、大切なことを、大切な時」に話す。
そんなきっかけになる1日にすべく出版記念イベントとして「ダイヤモンドパーティ」を企画しました。
LIFE IS TIME !!! ~ ”いま”を生きよう”~ -
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ダイヤモンドパーティで実現したいこと
- ① 大切な人に、一番伝えたい言葉を、大切な時に伝えらえる・伝わる世界の実現
② これからの生き方を、立ち止まって考えるきっかけ
③ 新しい趣味、新しい人脈を広げる・つなげる
④ 自分のこと、家族(妻、子供、孫)のことを考える
⑤ 輝く人生にむけた一歩(行動)のきっかけ作り -
場所
- どなたでも参加可能です。
ペアで参加いただけると、お互いのことを改めてよく理解していただけます。 -
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日時
- 2022年9月10日(土)
開場 18:30
開始 19:00
終了 21:00予定 -
パーティの概要
- ・ゲストスピーカーに『ダイアモンド☆ユカイ』さんをお招きしたスペシャルトークショー
・これまで気になってたこと、興味があるけど自分からトライできなかったこと、知りたかったことなどが体験、相談できるブース
ブース一例)
ネイルケア、ロボット体験、相続相談、旅行相談カウンター、ポートレート体験などなど
・家族クイズにトライ!(実際に会場でゲーム形式で実施予定です)
・お食事は立食形式となります
・ドリンクはアルコール、ソフトドリンクが飲み放題です -
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最後に
- ある時、僕は両親にこう聞いてみました。
「僕ら子どもが生まれたばかりの頃に苦労したことはなんだったの?」
みなさんのご両親はこう聞かれたらなんと答えるでしょうか?
一般的な相続対策は、
「遺言書を書きなさい」
「相続対策をしておきなさい」
というものですが、
「対策」するより前にするべきことってあるんじゃないの?
私なりの答えが「両親の人生をもっと知っておくこと」でした。
上の質問に対する答えですが、私の両親は「お金で苦労した」と答えました。
私はあっけに取られるほど驚いてしまいました。
なぜならお金で苦労した素振りも見たことありませんし、決して贅沢ではありませんでしたが、小さいときにお金で困ったという経験が全くなかったからです。
苦労していることはうちに秘め、子どもにはそれを感じさせず、そして、子ども自身も実体験として考えたこともない。
「これってむちゃくちゃすごいことじゃない!?」と感じました。
と同時に、、、
もし両親が死ぬときに、後悔を残したまま死なせるわけにはいかない。
そう決意しました。
「家族クイズ」と「円満相続」は一見すると、どうつながっているかわからないような遠回りのことのように見えます。
ですが、両親や祖父母の人生や価値観を「家族クイズ」を通して「知ること、理解すること、考えること」が「争う相続をなくし、円満相続を広めること」にこの「家族クイズ」が直結していると考えています!
この出版記念パーティーを皮切りに、「家族クイズ」を世の中に広めて行きたいです!! -
- 写真提供:iStock